A法律事務所がだめならどこに借金問題の相談すればいいのか?

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あの大手法律事務所A法律事務所が2ヶ月の業務停止を受けた、というニュースが先日流れた。
この法律事務所は全国に86の事務所があり、弁護士は185人。その上全国に流れているCMの効果もあり、依頼者は5万人以上いるだろうと言われている。

業務停止処分を受けたことで、現段階で法律事務所として受けている案件は解約しなければならないというのだから、今現在A法律事務所に仕事を依頼している人にとっては、かなり深刻な問題だろう。

もちろんA法律事務所から依頼者に今後取るべき方法を打診してくれるだろう、とは思うが…

解約したにしても、これから相談するにしても自分の抱えている問題を今度は誰に相談すればいいのか?ということになる。

一応考えられる、その後に取るべき方法

その方法は、
・今まで担当した弁護士本人に続けて仕事を行ってもらう
・別の弁護士事務所に依頼し直しする
・東京弁護士会に相談する
・諦める

この4つが考えられる。

但し、続けて同じ弁護士にお願いする場合、弁護士本人が仕事ができる状況にあるか、どうかはわからない。

A法律事務所の弁護士が今後仕事をするためには

弁護士が仕事をするためには「弁護士会」に所属してなければならないそうだ。辞めてすぐ別の事務所に入るとかならわかるが、受け皿になる事務所はあるのか?…事務所がなくても個人で出来るかどうかは、分からない。

特にA法律事務所の弁護士は、若い弁護士が多く(経験年数5年以下が7割)、比較的な簡単な過払い金請求の仕事が殆ど、という話もある。依頼者にしてみれば、大手事務所というバックボーンがなくなって、果たして上手く続けてもらえるのか?という不安もわかないわけではない。

それを考えると、別の弁護士に頼むというのも大きな一つの選択肢だろう、と思う。

相談する弁護士事務所(または法務事務所)を選ぶポイント

今回の問題から、今後、相談する弁護士事務所など、どうやって選べばいいのか?と思う人もいるだろう。

債務整理と過払い金請求を数年前にした経験者として、3つの大事なポイントをあげてみようと思う。

・事務所によって、得意分野がある
・取扱件数が少ないよりは多いほうが、安心
・親切かどうか

得意分野というのはその事務所のスタイルともいえるかもしれないが、事故案件に強い事務所、離婚問題に強い事務所、借金関係に強い事務所というのがあるらしい。それぞれ弁護士が力を入れやすい案件がある、というのだ。

たとえば借金問題の場合、貸金業者が「こことは争いたくない」と思うような事務所があるという。そんな時は和解もスムーズにいくらしいのだが、初めてとか経験の浅い事務所だと分かれば、舐めてかかる、という場合もあるとか。

その見分けは、HPに載っている取り扱っている案件の種類や件数は良いヒントになる、とも言われている。
その他、ネット上の口コミもある程度は参考になる、そうだ。

有名か、有名でないかといえば、有名な方がいい、という話も聞く。それなりの実績があれば、ある程度名は聞こえてくるものだ、という考えだ。

私の場合、決め手は話して見た時の「印象」だった。

実のところ、私もA法律事務所に一度行ったことがある。
最初の話の大筋を聞いてくれたのは、弁護士かと思って話していたら弁護士ではなかった。
最後の最後に出てきた弁護士は、20代そこそこの若い男で愛想もあまりよくなく、話し方も機械的で「大丈夫だとは思いますが…どうしますか?」と聞かれた。

その後で行ったちょっとだけ有名な事務所の弁護士は、最初から最後まで丁寧に話をきいてくれて、最後に大丈夫ですよ!と言ってくれた。
これで、私は迷わず後者を選んだ。

着手金はかかったが、それでも気持ちよくことを進めてくれたので、気にならなかった。

そんなものだ…