過払い金は、口座に入金まで金額が3回変わる!という事実

債務整理




Aさんは「過払い金請求をしたら、○○万戻りました。」という弁護士事務所のCM、よく聞きます。これを聞くと、へぇ~すごいな、結構戻るんだな、と思いますよね。この金額、弁護士事務所は、どの部分の金額を言っているんだろうな、とふと考えることがあります。

私は、過去に過払い金請求を弁護士を通じてやってもらった経験があるのですが、過払い金額は結局自分の口座に振込まれるまで3回変わりました。
今日はその話をします。

過払い金の金額は、3度変わり、その都度減る

過払い金の金額を弁護士さんに、調べてもらい、最初にこれくらいの過払い金があります…と教えてもらいます。

でも、その金額がまるまる手元に入るか、と言えばそうではありません。
貸金業者の都合と弁護士に払う経費によって、金額は3度変わります。

1 過払い金の金額を計算して出してもらったら「50万」だった。

弁護士事務所は貸金業者から開示された取引履歴をもとに、過払い金の計算をします。
その結果、例えば「50万」の過払い金を算出したとします。

その金額はそのままコチラに「50万」と教えてくれます。
事務所は貸金業者に「50万の過払い金返還請求書」送ります。

2 事務所と貸金業者が「返還交渉」をして「合意」で「40万」になった。

返還交渉は個々の事務所のやり方があるそうなので、コチラにはわかりません。
ただし交渉の際「返還割合」というのが貸金業者によって決まっています。

A社は8割、B社は5割…という風にほぼ決まっていると言われています。
100%取り戻すことも可能と言われていますが、殆どが裁判を利用しなければ帰ってこないそうです。

時間がかかるとか、裁判費用などのデメリットを事務所の方に言われ「これが相場ですよ」と説得されます。

ここで相手が返還割合8割の貸金業者なら、返金は「40万円」になります。

3 成功報酬(や諸費用)で…口座入金「32万円」也!

弁護士に過払い金請求を頼む時に経費についての説明があります。
相談料や着手金の有無、完済かどうかによっての違いなど、事務所によって多少ことなります。

が、最低限どこでもあるのが「成功報酬」という項目です。
大体、返還金の20%前後になっています。

だから…40万-(40×0.2)=32万円

単純計算ですが、50万の過払い金は、最終的に口座に振込まれる時は32万円になっている、ということです。

※事務所によって、成功報酬の他に、初期費用や手付金などかかる場合があります。

過払い金は、まるまる手元には戻りません!

このことは最低限覚えておいたほうがいいでしょう。

 

 

⇒相談料金・出張費用・着手金・初期費用・土日対応0円!はたの法務事務所